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当連合会は8月28日(木)、東京・上野公園の上野精養軒で「第18回シール・ラベルコンテスト第二次審査会」を開催し、経済産業省2名、(社)日本印刷産業連合会2名、全日本シール印刷協賛会3名で構成される審査委員会に加え、当連合会から小宮山光男会長、下山正彦技術・特許委員長が出席した。
同審査会は小宮山会長の主催者あいさつに続き、経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課の出沼輝男課長補佐が審査員を代表してあいさつに立ち、「印刷業界は原油高、原料高、紙の値上げなど厳しい状況が続いていると思うが、シール印刷業界は戦略的に勝負できる業種だと個人的に考えている。外部のクリエーターらとタイアップすることで、提案しながら商売ができる業界になって欲しい」「コンテストを通じて、こうした良い作品ができるということを業界内外に発信し、もっと注目されることで、景気が悪いからなどといってしぼむことがないよう、拡大方向でがんばってもらいたい。われわれもできる限りご協力したい」と話した。
次に、下山委員長が同コンテストの第一次審査会までの経過及び第二次審査の要領等を説明後、作品の審査に移った。委員は1作品ずつ手にとって、印刷技術やデザイン等を評価。時折、下山委員長らに質問を交えつつ、約1時間で審査を終えた。その後、事務局が一次・二次審査の得点を合計し、高得点の5作品が紹介された。
なお、同審査は当連合会の技術・特許委員会が行った一次審査を通過した28作品(自由課題:26作品・規定課題:2作品)の中から、審査委員7名がそれぞれ最も優秀だと思われる作品を1点、優秀だと思われる作品を3点選出。一人の委員につき最優秀作品には5点、優秀作品には1点が、第一次審査で得たそれぞれの作品の得点に加点される方法で行われた。
入賞作品については、重複などを確認・調整のうえ、正式決定する。発表は10月上旬、当Webにて。
また、10月10日(金)の第50回年次大会(東京大会)で表彰式・作品展示が行われる。 |
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