第56回年次大会・東北福興大会を開催
2014.10.27
全日本シール印刷協同組合連合会は10月24日(金)、宮城県南三陸町のホテル観洋に於いて「第56回年次大会・東北福興大会」を東北シールラベル印刷協同組合の担当で開き、全国10協組の組合員、会友、青年部部員、協賛会員ら320名余りが出席した。
同大会は、「復興から福興へ 〜底力を養い 道を開く!〜」をテーマに開催した。
大会では、組合功労者顕彰、第25回世界ラベルコンテストBest of the Bestトロフィー授与式、第24回シールラベルコンテスト表賞式並びに作品展示、特別講演、懇親会が行われた。この他翌25日(土)には希望者によるエクスカーションが行われた。
大会式典は午後3時30分担当の東北シールラベル印刷協同組合・渡邉正昭理事長の開会の辞でスタート。国歌斉唱、先輩物故者への黙祷、来賓招介に続き主催者を代表して田中浩一副会長があいさつに立ち、来賓及び参加者一同に謝意を表した後、印刷業界を取り巻く厳しい経済環境に触れ、「底力を養い道を開いていこう!」と呼びかけて、今後業界が何をしなくてはならないのかなどをしっかり考えて頑張っていこうと挨拶した。
次に来賓として、守本憲弘氏(東北経済産業局局長)、渡辺達美氏(気仙沼地方振興事務所長)、神戸好夫氏((一社)日本印刷産業連合会常務理事)、大内昭彦氏(全日本シール印刷協賛会会長)が挨拶した。
田中祐氏(全日本シール印刷協同組合連合会専務理事)の連合会報告後表彰式に移り、組合活動に功労のあった4名に「組合功労者顕彰」を授与した。引き続き、受賞者を代表して潟Xズキ専務取締役鈴木芳典氏(東北協組)が謝辞を述べた。
その後、9月9日に発表があった「第25回世界ラベルコンテストBest of the Bestトロフィー授与式」(進和ラベル印刷/東北協組、フジマーク/東海北陸協組の2社)、第24回シールラベルコンテスト表彰式(経産大臣賞・精英堂印刷/東北協組、他31社を表彰)を開催した。
高橋稔・東北シールラベル協組青年部部長が「大会宣言」を朗読して満場の拍手で採択。最後に次回第57回年次大会を担当するシール印刷大阪府協同組合の永井謙太良理事長の閉会の辞で大会式典を終えた。
式典・表彰式終了後、佐藤仁氏(南三陸町町長)による特別講演が催され、駆けつけてこられた桜井充氏(民主党参議院議員)の挨拶があり、特別講演終了後の懇親会には、気仙沼市立月立小学校児童による「鹿踊り」、柴田三兄弟による「津軽三味線演奏」のアトラクションを交えて祝宴を盛況に行った。