第26回シールラベルコンテスト2016実施要綱
応募資格
連合会傘下各協組の組合員・会友に限る。
応募規定
巻取り原反で印刷又は加工し、通し回数3回以内で作製した作品(F部門は除く) 大きさは原則としてA4版以内とする。
応募部門:自由課題(@〜F)
@レタープレス印刷部門(平圧式凸版印刷機)
Aレタープレス印刷部門(円圧式・輪転または間歇式凸版印刷)
Bオフセット印刷部門
C複合印刷部門(2機種以上の印刷機または加工機を使用)箔押し・エンボス加工など。 箔・エンボスの面積が全体の10%以下の場合は他の部門へのエントリーができます。 コールド箔使用の場合はその旨、明記のこと。
Dデジタル印刷部門(インクジェット・レーザープリンタ他)
Eその他の部門(シルクスクリーン・フレキソ・グラビア等、@〜Dに該当しない場合)
Fアイデア開発部門(機能性・新規性・創造性をアピールする作品)
機種・版式・通し回数等は一切問いません。
応募部門:規定課題(G〜H)
Gレタープレス(平圧式凸版印刷)
使用原紙 銀消ホイル紙。メーカー・セパレータは問いません。一般的な銀消ホイルを貼り合せた紙でホイルの厚みが7μ以下のもの。蒸着ホイル紙及びホイルの厚いものは禁止します。
刷り色 墨・白・えんじ色 3色刷り。別途白とエンジ色を刷り重ねた色見本を応募要項のチラシと共に配布します。その色見本と比較して審査します。
通し回数 1回 白を乾かしてからえんじ色を刷ることは禁止します。
ウエットな状態で刷り重ねてください。またえんじ色に白を混ぜて調色することも禁止です。えんじ色の下には全て白が入ります。墨は全て毛抜き合せとします。
(ご注意:恩田150型標準3色ローラーの場合、1色目が墨なら天地を逆にすればドブ3ミリで印刷できますが、墨を他のツボで刷りたい方は、ドブを
12ミリ以上に大きくして印刷してください。)
Hレタープレス(輪転・または間歇輪転式凸版印刷)
使用原紙 アート紙・青グラシンセパレータに限る(セパを剥がさずに刷り色を評価しますのでご注意ください)糊の種類、原紙メーカーは問わず。
刷り色 C・M・Y・K 4色刷り。刷り順は問いません。今回はあえて色サンプルを供給しません。ご自身の判断でカラーバランスを決めてください。
通し回数 1回 通し方向問わず。
GH部門とも製版時におけるデータの補正は可とする
応募点数
GH部門は1部門につき、1社1点に限る。 @〜F部門は点数制限なし。(ただし類似作品を2点以上出すと審査が不利になります)
応募規定
応募者は作品を下記により用意し、期限以内に連合会事務局に送付する。
@各所属協組に配布された、応募用紙に必要事項を記入し作品をセパレータごと貼り付けたもの3部。(審査会で主に使用する)セパの張り替えは失格とします。
A作品を1枚カットにしたもの100枚(作品アルバムに使用するため。及び、世界ラベルコンテストで他国の審査委員に渡すので美品が必要)
B連続印刷100枚のロール状の作品(印刷のバラつきを判定するため。及び、世界ラベルコンテストに連続印刷の証明として持参するために必要)
連続作品の提出が出来ない場合はその理由を明記すれば協議の上、審査対象になります。
審査方法
審査は1次審査、2次審査を行い、各賞を決定します。
1次審査:各協組1名ずつの技術委員9名が委員会の審査基準によって採点します。 採点方法は2点法(各項目ごとに 0点 1点 2点を付ける)によって採点します。 採点項目数×2点×9名が満点になります。
2次審査
経済産業省担当官・(一社)日本印刷産業連合会・全日本シール印刷協賛会各々数名を審査委員として招聘し自由課題の1次審査上位作品約30作品の1次審査得点に加点する方式で審査し各賞を決定します。
規定課題の上位得点数点を二次審査に持参し、日本印刷産業連合会賞及び、協賛会長賞の1点ずつを選考致します。
審査項目(第1次審査)
自由課題の審査項目
@印刷・抜きの見当精度 A画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
B網点とグラデーション Cインキのノリとムラの具合 E用途の有無
規定課題の審査項目
@印刷・抜きの見当精度 A画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
B網点とグラデーション Cインキのノリとムラの具合
D色の整合性(色見本との類似度)
アイデア開発部門の審査項目
@印刷の具合(上記@〜Cをまとめて審査) A新規性 B独創性
C機能性 D用途及び実用性
なお、採点方法および基準の詳細については、2016採点基準を必ず参照ください。
授 賞:(実績および申請中)
経済産業大臣 1点(申請中)
経済産業省商務情報政策局長賞 2点(申請中)
(一社)日本印刷産業連合会会長賞 2点(自由・規定 各1点)(申請中)
全日本シール印刷協賛会会長賞 2点(自由・規定 各1点)
全日本シール印刷連合会会長賞(@〜E部門賞)6点
技術委員会賞(F部門賞)1点
優秀賞 若干数
以上の授賞工場(事業所)は、「技術優良工場」の資格を得て、一般工場とは差別化してステータスを確立することが出来ます。
「技術優良工場」の有効期間は2017年1月から2年間で認定登録・更新料として30,000円を申し受けます。
日 程
応募開始
平成27年5月23日(月)
規定課題をホームページで公開します。
各協組事務局に、コンテスト台紙、及び、規定課題カンプを送付します。
応募社は各協組事務局に必要枚数を請求ください。
受付開始
平成28年6月1日(水)
応募〆切
平成28年7月20日(水)連合会に必着
上記応募規定に適合した作品を〆切り前に連合会事務局に到着させること。
〆切り日に遅れた場合いかなる理由があっても失格となりますのでご注意ください。また、ロール紙で印刷してない・通し回数制限超え・枚数不足など作品に不備があった場合も審査対象外となります。
1次審査会
平成28年7月28日(木)
2次審査会
平成28年8月8日(月)
第28回世界ラベルコンテスト選考会
8月下旬頃
発表及び表彰
平成28年11月4日(金) 第58回年次大会にて発表する。
ただし、2次審査終了後、上位入賞各社に対して連合会事務局から表彰式出席要請を含め事前に通知いたします。(上位の賞に該当している旨の通知で、何賞かは当日までお知らせできません。)
FG部門賞については、最上位2賞に限り、オペレーター本人の表彰を要請します。
この場合、本人の年次大会参加費は無料とします。
なお希望する応募者には審査項目ごとの得点内訳をお知らせします。応募用紙にチェックを入れ、連合会事務局へお問い合わせください。
注意事項
@出品に際しては著作権、版権、特許等で後日各方面との間で(クライアント、ユーザー、同業者間など)法律上の問題が生じぬよう、各方面の了承を得るなど細心の注意をお願します。
万一、特許侵害、著作権侵害など、法律上のトラブルを生じた場合、その責任は出品社が負うものとします。
A応募作品は返却できません。応募作品を連合会および、関連団体主催の各種行事の際に展示または配布することがあります。
附記:世界ラベルコンテストについて
世界ラベルコンテストは毎年多額の費用がかかり連合会の財政状況を圧迫してまいりました。
一例をあげますと今年の連合会の世界コンテスト事務局の事務費負担額は、トロフィー代は別で、70万円を超えております。これは、各国で出点数及び入賞数(昨年のデータ)を案分して請求されるからです。出点数も入賞数も一番多い日本が最も費用を負担する仕組みです。今年は財政状況から、世界コンテストから撤退すべしとの意見もありましたが、先人の築き上げてきた成果を徒に放棄するわけにもいかず、続行が決まりました。ただし、少数精鋭で出点数を減らし、入賞期待値の高い作品を厳選して臨むことになりました。以上の状況から、入賞各社には昨年より高額の負担をお願いすることになります。具体的には、エントリー料金(事務負担金の一部)1万円+トロフィー代(為替レートで変動しますが)約7万円をご負担いただきたく、お願い申し上げます。もちろん、エントリーの前にはご連絡しますので、辞退してくださっても構いません。その場合には別の作品を候補にいたします。いずれにせよ、世界コンテストは狭き門となります。ご協力の程、お願い申し上げます。