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第30回シールラベルコンテスト2020実施要項(応募の手引き)

2020.06.01

応募資格

連合会傘下各協組の組合員・会友に限る。

応募部門:自由課題(@〜F)

@レタープレス印刷部門(平圧式凸版印刷機)
Aレタープレス印刷部門(円圧式・輪転または間欠式凸版印刷)
Bオフセット印刷部門
C複合印刷部門(2機種以上の印刷機または加工機を使用)箔押し・エンボス加工など。箔・エンボスの面積が全体の10%以下の場合は他の部門へのエントリーができます。コールド箔使用の場合はその旨、明記のこと。
Dデジタル印刷部門(インクジェット・レーザープリンタ他)
Eその他の部門(シルクスクリーン・フレキソ・グラビア等、@〜Dに該当しない場合)
Fアイデア開発部門(機能性・新規性・創造性をアピールする作品)
 機種・版式・通し回数等は一切問いません。

応募規定(自由課題に係るもの)

@〜Eについては、巻取り原反で印刷又は加工し、通し回数3回以内で作製した作品であること。
Fについては通し回数の制限はなし。
全ての部門において大きさは原則としてA4版以内とする。

応募部門:規定課題(G〜H)

Gレタープレス(平圧式凸版印刷)
 応募規定G:使用原紙 マットコート70K クラフト黄色セパを使用する。
 通し回数 1回に限る。2色印刷(墨、特色)必ず平圧機で印刷する事。
 半抜きカス上げ1枚カットを100枚・ロール仕上げを100枚。
別途オフセット印刷のターゲット見本を配布します。
審査時はその見本と比較して審査します。

G部門の製版時におけるデーターの補正は可とします。

Hレタープレス(輪転・または間欠輪転式凸版印刷)
 応募規定H:使用原紙 アート73K クラフト黄色セパを使用する。
通し回数 1回に限る。 4色印刷(CMYK)
半抜きカス上げ1枚カットを100枚・ロール仕上げを100枚。
別途オフセット印刷のターゲット見本を配布します。
審査時はその見本と比較して審査します。
H部門の製版時におけるデーターの補正は可とします。

応募点数

G、H部門は1部門につき、1社1点に限る @〜F部門は点数制限なし。ただし、同部門への複数点の応募があった場合、受賞することが出来る作品は1点のみとします。

応募規定(共通)

応募者は作品を下記により用意し、期限以内に連合会事務局に送付する。
@ 各所属協組に配布された、応募用紙に必要事項を記入し作品をセパレータごと貼り付けたもの3部。(審査会で主に使用する)セパの貼り替えは失格とします。
A作品を1枚カットにしたもの100枚(作品アルバムに使用するため。及び、世界ラベルコンテストで他国の審査委員に渡すので美品が必要)
B連続印刷100枚のロール状の作品(印刷のバラつきを判定するため。及び、世界ラベルコンテストに連続印刷の証明として持参するために必要。
連続作品の提出が出来ない場合はその理由を明記すれば協議の上、審査対象になります。

審査方法

審査は1次審査、2次審査を行い、各賞を決定します。

1次審査:各協組1名ずつの技術委員9名が委員会の審査基準によって採点します。 採点方法は2点法(各項目ごとに 0点 1点 2点を付ける)によって採点します。
ただし、自由課題の「用途」に該当する項目については0点もしくは1点のみで採点します。よって、規定課題については採点項目5項目×2点×9名が最高点数(満点)に、自由課題については(4項目×2点+用途1項目×1点)×9名が最高点数(満点)となります。
 規定課題は1回目審査後の上位作品を更に審査して一層の公平性を確保します。

2次審査:経済産業省担当官・(一社)日本印刷産業連合会・全日本シール印刷協賛会各々数名を審査委員として招聘して、自由課題の1次審査上位作品約30作品を印刷方式毎に分けて1次審査得点に加点する方式で審査し各賞を決定します。
その際、各々にはデザイン性を中心に加点する者、難易性を中心に加点する者で行います。
規定課題の上位得点数点を2次審査に持参し、日本印刷産業連合会賞及び、協賛会長賞の1点ずつを選考致します。

審査項目(第1次審査)

自由課題の審査項目

@印刷・抜きの見当精度  A画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
B網点とグラデーション  Cインキのノリとムラの具合 D用途の有無

規定課題(平圧)の審査項目

@印刷の見当精度  A画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
B網点とグラデーション  Cインキのノリとムラの具合
D色の整合性(色見本との類似度)

規定課題(輪転)の審査項目

@印刷・抜きの見当精度  A画線のシャープさ(マージナルゾーンの有無)
B網点の具合  Cインキのノリとムラの具合
D色の整合性(色見本との類似度)

アイデア開発部門の審査項目

@印刷の具合(上記@〜Cをまとめて審査)  A新規性  B独創性
C機能性  D用途及び実用性
なお、採点方法および基準の詳細については、本年度改定致しましたので、別途発表の2020年採点基準を必ず参照ください。

授賞:(実績および申請中)

経済産業大臣賞 1点
経済産業省商務情報政策局長賞 2点
(一社)日本印刷産業連合会会長賞 2点(自由・規定 各1点)
全日本シール印刷協賛会会長賞 2点(自由・規定 各1点)
全日本シール印刷連合会会長賞(@〜E部門賞)6点
技術委員会賞(F部門賞)1点
優秀賞 11点以上目安(上位の賞を1社で複数受賞された場合は「技術優良工場認定制度」の関係で合計25社を目安に採点点数で社数を調整します。)
第30回記念特別賞   数点

日程

ホームページ公開日

2020年6月1日(月)
規定課題をホームページで公開します。
各協組事務局には、コンテスト応募台紙、チラシ、参考資料及び、規定課題の「ターゲット見本」のそれぞれを6月5日(金)頃には送付しますので、6月8日(月)以降に応募社は各協組事務局に必要枚数をご請求下さい。

募集開始

2020年7月1日(水)

応募締切

2020年8月20日(木)連合会に必着
8/8〜8/16までは連合会事務局が夏季休業予定につき、作品の受付は出来ませんので8/17〜8/20着指定若しくは、それ以前の着指定で作品の応募をお願い致します。
上記応募規定に適合した作品を締め切り前に連合会事務局に到着させること。
締め切り日に遅れた場合いかなる理由があっても失格となりますのでご注意ください。また、ロール紙で印刷してない・通し回数制限超え・枚数不足など作品に不備があった場合も審査対象外となります。

留意事項

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、シールラベルコンテストへの作品応募点数が作品応募締め切り後通年の応募点数の約7割程度以下の場合は、技術委員会でシールラベルコンテストの成立をジャッジして対応を再検討する場合がありますのでご留意願います。
万一第30回シールラベルコンテストが不成立の場合は「延期」となり、作品応募は翌年開催の第31回シールラベルコンテストと統合して審査・表彰致します。
また、これに関連して技術優良工場認定資格が2020年で期限切れとなる工場(事業所)については、技術委員会で救済措置等検討致します。
それらの結果は、連合会ホームページで告知します。

1次審査会

2020年8月27日(木)

2次審査会

2020年9月3日(木)

第32回世界ラベルコンテスト選考会は世界的に新型コロナウイルス感染症拡大が続いており今年度は中止となる可能性が高く、翌2021年に合わせてエントリーする可能性があります。

発表及び表彰

2020年10月16日(金) 第62回年次大会・東京汐留大会にて発表する。
ただし、2次審査終了後、上位入賞各社に対して連合会事務局から表彰式出席要請を含め事前に通知いたします。(上位の賞に該当している旨の通知で、何賞かは当日までお知らせできません。)
G、H部門賞については、最上位2賞に限り、オペレーター本人の表彰を要請します。この場合、本人の年次大会参加費は無料とします。
なお希望する応募者には審査項目ごとの得点内訳をお知らせします。応募用紙にチェックを入れ、連合会事務局へお問い合わせください。
2020年10月16日(金) 第62回年次大会・東京汐留大会が、新型コロナウイルス感染症拡大に伴って中止となった場合は、第30回シールラベルコンテストの表彰式は翌年開催の第63回年次大会・金沢大会において、第31回シールラベルコンテストの表彰式と合わせて実施します。

注意事項

@出品に際しては著作権、版権、特許等で後日各方面との間で(クライアント、ユーザー、同業者間など)法律上の問題が生じぬよう、各方面の了承を得るなど細心の注意をお願します。万一、特許侵害、著作権侵害など、法律上のトラブルを生じた場合、その責任は出品社が負うものとします。
A応募作品は返却できません。応募作品を連合会および、関連団体主催の各種行事の際に展示または配布することがあります。
B自由課題の審査基準(用途・実用性及び用途)にも明記されていますように、「用途の記入がある上に、使用状態の写真の添付があるもの、実在するクライアント名が入っていて実際の商品ラベルであることがはっきりわかるもの」が証明できる書類が作品と一緒に添付されていない場合は(用途・実用性及び用途)の加点が0点になりますので注意して下さい。
C上位入選した作品のうち、意図的に本実施要項の規定に違反していることが判明した作品(審査会当日、後日を問わず)については、応募会社の名称を公開した上で、後述の優良工場認定の剥奪、向こう3年間ラベルコンテストへの応募資格の停止等のペナルティを課します。セパレータの貼り替え、通し回数違反等、規定違反を犯さないようご注意ください。また、通し回数や印刷方法等が規定にそぐわない可能性があると審査員が判断した場合、電話による聞き取り確認や、実演をお願いすることも考えられますのでその場合はご協力をお願いいたします。

附記1:「技術優良工場認定制度」について

2017年1月より技術優良工場の認定制度が発足致しました。この制度はラベルコンテスト応募各社の大臣賞以下優秀賞までの25社を目安に資格が与えられます。
年間30,000円の登録・更新料が発生しますので、辞退することも自由ですが、辞退社が出たからと言って繰上げ補充は致しません。 授賞資格社を25社目安に確定しますので、優秀賞の数は毎年違ってまいります。(1社で複数作品が入選するケースが多い程、優秀賞が増えます)資格は2年間有効ですので2年に1回以上、優秀賞以上に入賞されれば資格を続けることが出来ます。

附記2:世界ラベルコンテストについて

世界ラベルコンテストは、世界のL9加盟国が世界ラベルコンテストの22カテゴリーに合わせて作品を出典してその選考会で「Best of the Best」「最優秀賞」「審査員特別賞」を決めるコンテストです。
JFLPでは、国内コンテスト(第30回シールラベルコンテスト)の応募作品の中から別途世界ラベルコンテストの22カテゴリー用に、エントリー作品候補を厳正に選出致します。 その際、世界ラベルコンテストの選考基準は国内の選考基準とは違います。 したがって、国内で上位の賞だからといって世界ラベルコンテストへ選考されるとは限りません。
また、世界ラベルコンテストで入賞されますと受賞社にはトロフィー等が進呈されます。その際には加盟国団体でそれに相応する経費の分担が「エントリー・入賞比例」で発生してまいります。具体的には、世界ラベルコンテストエントリー時に、その経緯を承諾して頂いた場合にエントリーをさせて頂きます。そして、入賞した場合には結果発表を待ってその受賞社に、「エントリー料金10,000円+トロフィー代50,000円」のご請求をさせて頂きます。
名誉な事ではありますが、ご負担がかかりますのでエントリー確認の際に辞退することも可能です。
世界コンテストの選考会では22カテゴリーにおいて出展のばらつきがあります。
例えば、カテゴリーに合う作品が1点しかない場合や、競合して8点もある場合などがあります。
エントリー状況は選考会のその場でしか判りませんが、過去の経緯から応募状況の推測は可能ですので、世界ラベルコンテストについてのお問い合わせは連合会事務局までお問い合わせをお願い致します
世界ラベルコンテストでの入賞を狙う場合は、まず国内コンテスト(第30回シールラベルコンテスト)へ応募して頂くことになりますので第30回シールラベルコンテストへ奮って応募をお願い致します。
*第32回世界ラベルコンテスト審査会は中止となる可能性があります。





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